【ルギアを目指して】
こんにちは、ムーです。
今期は自己最高最終レート2134、24位と29位を取ることが出来ました。最終日1時時点で3ロム二桁まで上げることが出来、とても強い構築でした。
皆さまシーズン10レギュレーションDお疲れさまでした!
自分はSVの新規勢ですがS8にはレート2000、そして今期ついに初めての2100↑を達成することが出来ました。正直2100を超えている新規勢の方が多くて焦っていたので今回は結果を残せてとても安心しました。
今回は自分の構築経緯に重きを置いて話そうと思うのでぜひご一読ください!
<構築経緯>
今回のシーズンは実質的に15日ほどしか存在せず、考察を終わらせることがとても難しいシーズンになるのではないかと考えました。そこでDLCで追加されたポケモンや技の中でどう見ても強いと思われた吠えるカイリューを軸とした構築1つだけを半月で極めようと考えました。
カイリューはテラスタルととても相性がよく、裏でテラスタルを切らずに強いエースとして相性の良いイダイトウを採用。
カイリューと相性の良いステロ巻きかつ、単体性能の高いディンルーを採用。
ここまでが軸である。
そこからはカイリューをずっと構築に入れ、ひたすらに潜りつづけていました。
〈シーズン最終版の気づき〉
イダイトウ使いは全人類イダイトウを選出する。→それをとがめるため当然のようにノマテラドオーやトドロクツキ、悪ウーラオス、チオンジェンが相手からほぼ100%で選出される。→逆にそれをかもればよい(それに気づき、この構築が完成したのは最終日の夜。それまでは1ロム20、2ロム19で全然勝てず、徹夜で一日潜ってた。)
〈コンセプト〉
・前期は受け寄りの構築を握り、運負けを多くしたので対面構築を使う。
・Sラインを落とし耐久に割いたポケモンを多く採用し、電磁波+詰みや回復技で対面を勝ち切る。
・ステルスロックがいたくないような対面構築を組む。
・テラスタルを強く使いながら、テラスタルに依存しない対面構築を組む
単体解説
テラスタイプ:フェアリー
性格:ずぶとい
特性:マルチスケイル
実数値:193(212)-154-154(196)-108-120-113(100)
持ち物:たべのこし
技構成:冷凍ビーム/でんじは/ほえる/はねやすめ
調整意図
〇シーズン1渦カイリューの流用固体のため、不明
・ルギア型カイリューの結論
まちがいなく本構築の軸ではあったルギア。はじめにルギア型カイリューが話題にあがった初日に電磁波で相手のSラインを落とし、あいてのHPをステルスロックで削ることでみがわりをを残し、イダイトウのお墓参りでテラスタルに依存することがなく勝つことが出来ると考えた。技構成は初め、でんじは・みがわり・ほえる・羽休めのノーウェポン型だったがさすがにそこまで強くないうえ、TODで負けることもあり次に身代わり→エアスラッシュでまひるみを狙う型に変更。しかし、ランドロス、ガブリアス、カバルドンをあと投げされると何も出来ず、負けてしまうことに気づいた。その後、剣盾のルギアの構築記事や動画を読み漁り、冷凍ビーム1ウェポンの型は絶対に仕事ができない状況が存在しないことに気づいた。またランドロス、ガブリアスには冷凍ビームが4倍弱点でエアスラッシュだろうとゆうゆうと詰んでくるやつらにeasy winnを量産した。また最速ハバタクカミは電磁波後でもカイリューやイダイトウの上から殴ってくるためドラゴンテールよりも私は吠えるを評価している。はじめはステルスロックと組み合わせることを意識していたが普通に単体として強かった。
イダイトウ
テラスタイプ:ノーマル
性格:ようき
特性:てきおうりょく
実数値:175-152(252)-121(4)-108-120-167(252)
持ち物:ひかりのこな
技構成:ウェーブタックル/おはかまいり/アクアジェット/みがわり
本構築のエース。テラスタイプはイダイトウミラーや眼鏡ハバタクカミに強く出るためにノーマルテラスタル。シーズン中盤はルギアカイリューと粉イダイトウの高い確率を絡めたコンボで勝ち星を量産していたが最終版イダイトウが、はやりすぎたためか、あまり勝てない試合が増えていった(上記の気づきにつながる)。そのため最終日の夜はおそらく一度も選出していないが構築にいるだけで相手の選出が手に取るように分かった。(絶対チオンジェンが裏からテラスを切らない状態で出てくるなど)身代わり→お墓参りで受けループや電磁波構築に強く出れる点もgood.。
ディンルー
ディンルー@フィラのみ
テラス:どく
とくせい:わざわいのうつわ
せいかく:わんぱく
実数値: 261(244)-130-176(116)-67-119(148)-65
じしん/カタストロフィ/ステルスロック/ふきとばし
○フェアリー半減かつ水ウーラオスとの撃ち合い意識でどくテラス
単体性能の高いステロ巻きとして採用。雷撃で使用されていた型を参考にし、A172パオジアンのつらら落とし5発でテラス後乱数38%の化け物。特に説明することはないがこいつでテラスを切るとカイリューにテラスを切ることが出来なくなってしまい、しんどかった。しかし、いるだけで相手目線ディンルーが初手だろうと錯覚させ、オーガポンやパオジアンなどを初手に誘うことが出来た。最終日はディンルーメタがうっきうっきで出てくるため出番ゼロ。
ハバタクカミ
テラスタイプ:水
性格:ずぶとい
特性:こだいかっせい
実数値: 161(244)-75-115(236)-140(4)-156(4)-158(20)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース/たたりめ/いたみわけ/でんじは
努力値の多くを耐久に割いた電磁波型。ここまで耐久に割くことでほとんどのポケモンと打ち合うことが出来る。
さらに痛み分けがあることでディンルーとの打ち合いやキョジオーンからの延命、パオジアンのふいうちをすかしながらHP回復などめちゃめちゃ偉かった。初手出しをしてテンポを取るもよし、電磁波で裏の起点を作ってもよしなどえらさの塊だった。
炎オーガポン
テラスタイプ:炎
性格:いじっぱり
特性:かたやぶり
実数値: 161(44)-172(132)-123(148)-72-117(4)-153(180)
持ち物:かまどのおめん
技構成:つたこんぼう/ウッドホーン/でんこうせっか/つるぎのまい
イダイトウが重たいミミッキュ、チオンジェン、ゴリランダーを華麗にかもりながら、優秀なタイプからウーラオス、パオジアンとも打ち合える神ポケモン。じゃれつくがないことがマイナスに働くことが多くあったがそれでも対面構築ならこれ以外の技構成は正直ありえなかった。調整はシグマさんのメンバー限定に公開されていたものを参考にした。
悪ウーラオス
テラスタイプ:毒
性格:いじっぱり
特性:ふかしのこぶし
実数値: 191(124)-200(252)-130(76)-74-81(4)-124(52)
持ち物:きあいのたすき
技構成:あんこくきょうだ/ドレインパンチ/つるぎのまい/ふいうち
正直自信のある調整。
このままでは重たいキョジオーンをかもりながら初手に出てくるオーガポン、ハバタクカミ、パオジアンと打ち合う枠。キョジオーンが重いが隠密マントや身代わりに技構成を割くとどうしても対面性能が落ちてしまうことから何かいいポケモンがいないかと探していたら前期44位の方の悪ウーラオスがキョジオーンと渡り合いながら対面性能も高かったということを知り最終日に採用。しかし、このポケモンは剣舞や不意打ちのタイミングが少し難しく、初めは苦戦したが朝方にはほとんどの択に勝つことが出来、おそらく今期の勝ち馬ポケモンだと感じた。相手はふいうちを当然のようにケアしてくるので極力押さないようにプレイした。また、ウーラオスは相手のイダイトウ対策を見えないところからできたり、ここまでSを落とすことで初手の下からウッドホーンを打とうとするオーガポンに負けることがなかった。
基本選出
1.オーガポン+ハバタクカミ+悪ウーラオスを選出段階でどのような試合運びになるかを想像し臨機応変に出す。最終日はカイリューが刺さっているとき以外はこの3匹しかほぼ投げなかった。
2.ディンルー+カイリュー+イダイトウ(イダイトウを止めれるポケモンが相手にいないかつテラスタルをディンルーかカイリューに切らなくてもゲームが終わりにならないときのみ選出する)
受け
基本きついが毒テラスウーラオス+型破り剣舞オーガポン+身代わりイダイトウで何とかする。
キョジオーン構築は初手悪ウーラオスの剣舞ドンチで吹き飛ばしたり、剣舞オーガポンのウッドホーンで何とかする。
ちなみにみんな大嫌いフワライドは挑発されてもフィールドが枯れるまでディンルー、かいりゅーで交代して出てきたフワライドをどっちかでふきとばしてサーフゴーをオーガポンでボコる簡単なお仕事。
総評
この構築の強いところは電磁波はSを下げる手段の一つで裏を通すために使うこと。また、イダイトウという選出率の高いポケモンを囮に使うことで選出択というのを比較的になくした、対面構築であるという2点が強かった。電磁波の上振れも引きながらこちらだけ一方的に対面性能の高いポケモンを使うことが出来た。
イダイトウを囮にするメリットには相手の選出を読みやすいほかにも、チオンジェンやゴリランダーなど元のタイプが弱いポケモンにテラスタルを切らせないというこの環境の新たな答えにもつながった。
重いポケモン
鉢巻パオジアン
後は特になし
イダイトウメタポケモンのかもり方
1.ノーマルドオー
イダイトウ、ラオス入りに出てくるドオーは100%貯水なので剣舞オガポン、毒テラス悪ウーラでボコれる
2.トドロクツキ
ハバカミでテラスを切らせるかオガポンでじゃれを警戒させるか、悪ウーラで殴る。体感エナジーは飛行だし、エナジー以外は鋼。
3.チオンジェン
オーガポンはいかさま耐えるし、やどりぎきかない、悪ウーラは守る貫通でいかさま聞かない、ハバカミは痛み分けで耐久出来る。
4.ゴリランダー
意地っ張り岩テラバもオーガポンは乱数37%ほどでしか落ちないが、不安な場合はウッドホーン連打でもどうせ打点がないのでどうにでもなる。悪ウーラオスでも勝てる。
結果
シーズン10、最終レート2134という結果を残す子音が出来ました。正直初めての2100でかなりうれしかったですが次は一桁を取りに行きます。なにか質問のある型やレンタルの感想Twitterにてどしどしお待ちしておりますので遠慮なくどうぞ。
ここまでご清読ありがとうございました、